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KHUN SET AUNG

波佐見町への研修について

波佐見町への研修について


 まず最初に、「波佐見町」というのがどのような町なのかをご紹介したいと思います。


 波佐見町は日本の長崎県にある小さな町です。

 この町は陶磁器の生産地として有名で、「波佐見焼」という伝統的な焼き物で特に知られています。自然の美しさと伝統文化が感じられる、観光客にとっても心地よい場所です。家族とともに穏やかに暮らすにも適しており、伝統的な陶磁器を学ぶには最適な場所だといえます。


 その波佐見町に、長崎短期大学の先生と学生たち、また長崎国際大学の先生と学生たちと一緒に、3日間の研修に参加する機会を得ました。


1日目の学び

 初日は「Takayama(タカヤマ)」という会社を訪問し、陶器やお皿がどのように作られるのかを、会社の代表の方が丁寧に説明してくださいました。実際に自分たちの目で見て、手を動かしながら学ぶことができました。



 最初は「お皿一枚を作るのは簡単そうだな」と思っていましたが、実際には使える状態になるまでに多くの工程を経なければならないことがわかりました。さらに、日本最新の窯や陶器を焼く大型の機械が、こんなに小さな町・波佐見で使われていることも知り、とても驚きました。


 その機械では、22時間かけて焼いてようやく一つの陶器が完成します。そして焼き上がった後も、滑らかに仕上げるための工程がまだいくつもあるそうです。本当にたくさんの知識を得ることができました。


午後の体験

午後には、波佐見で有名な薪窯で焼くピザ作りを体験しました。みんなでピザの作り方を学び、実際に生地を伸ばし、具材をのせて、薪窯で焼いたピザを自分自身で食べることができました。ピザが大好きな私にとっては、このような体験ができて本当に楽しく、嬉しかったです。




さらに、日本国内でも最先端の技術を使った焼き物の窯や機械なども見ることができ、こんなに小さな町「波佐見」で高度な技術が使われていることに驚きました。



 午後には、ろくろを使って茶碗づくりを体験しました。


ドラマの中で何度も見たことがあったので、「簡単そうだな」と思っていましたが、いざ自分でやってみると全く簡単ではないことが分かりました。


ですが、先生方が丁寧に教えてくださったおかげで、一生懸命頑張って、できるだけ良い作品を作ろうと努力しました。


本当にたくさんの知識と学びを得ることができました。


初日はこれで見学を終えて、全員スクールバスに乗って宿泊先へ戻りました。



波佐見体験 2日目

波佐見を訪問しての学び2日目

2日目の午前中には、波佐見町の歴史資料館ともいえる博物館を訪れ、波佐見の歴史について学びました。長い年月を経た歴史的な資料や道具などを見学することができました。それに加えて、海外の古代の生き物である恐竜の模型や化石のレプリカなども見学することができました。

博物館の見学を終えた後は、レストランなどでよく見かける「食品サンプル」と呼ばれる、食べ物そっくりに作られた模型についても学ぶ機会がありました。



 恐竜の模型や化石のレプリカなども見学することができました。


 博物館の見学が終わった後には、レストランなどで見かける「食品サンプル」と呼ばれる、食べ物そっくりのミニチュア模型の作り方についても学ぶことができました。とても繊細で、驚くほど精巧にできており、本物か偽物か見分けがつかないほどのクオリティのものもありました。私たちは、小さなアイスクリームの模型を作る体験をさせてもらいました。


 その後は、自分たちで作った小さなお皿やカップに、好きなデザインのステッカーを貼る活動も行いました。焼き上げた後は、ステッカーの絵柄がカップやお皿のガラス素材と一体化している様子を見ることができました。それらのカップはお土産としていただきました。



 その後、みんなで一緒にお弁当をいただきました。とても美味しいお弁当で、大満足でした。


 午後からは、全員で川に入り、昔の時代の陶器の破片などを探す体験をしました。見つけた破片については、専門家の方がそれがどの時代のものかを丁寧に説明してくださいました。もし自分が拾った破片がとても古いものだとわかったときには、本当に嬉しい気持ちになりました。その後は、自分が拾った陶片を使って、日常で使えるアクセサリーを作る体験もしました。





波佐見体験 3日目


波佐見への訪問・学習3日目

 3日目は波佐見訪問学習の最終日でした。


 午前中は佐世保市から出発し、長崎国際大学の先生や学生たちと合流しました。波佐見町を訪れるだけでなく、他国からの学生たちも参加していたため、互いに異なる文化について話し合い、理解を深める機会にもなりました。


 波佐見町に着くと、まず「イコミ」(自分で制作するガラスのカップや皿)の絵付け体験をしました。好きなデザインを描いていく段階を学び、とても興味深かったです。心が落ち着く、まさにアートのような作業だと感じました。私はその日に花の絵を描き、先生方から「とても上手に描けている」と褒めていただき、とても嬉しかったです。



 その後、波佐見の先生がゲームを用意してくださり、勝った人にはガラスの小さなカップがプレゼントされました。ゲームは石のボードに火の模様が描かれており、真ん中に穴が開いています。その穴に小枝を投げ入れるもので、私は3回投げて2回成功し、小さなガラスのカップをもらうことができました。




 また、初めて猫の置物に絵付けする体験もしました。絵付けは特に決まりがなく、自分の自由な発想で塗ることができます。友人たちと話しながら、自分の猫の置物をきれいに彩りました。私はピカチュウのキャラクターをイメージして猫の置物を描きました。

 昼食は、波佐見の名物「そば」を自分たちで作って食べる体験をしました。会社の担当者がそばの作り方を教えてくださり、それに従って作りました。


 普段はそばがあまり好きではない私も、その日は特別に美味しく感じました。自分で作ったからかもしれません。そば作りは心を落ち着かせる作業でもありました。その日の昼食には、地元の方が作った天ぷらも一緒にいただき、とても美味しかったです。




 昼食後には、3日間の学習旅行で感じた困難や考えたことについて、町の関係者と話し合いました。学生たちも気になる質問を町の担当者に積極的に尋ね、多くの知識を得ることができ、充実した楽しい学習の旅となりました。

町の人々と学生たちが話し合っている様子。



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