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CHEN YUXIN

波佐見町訪問

(レポート①)


 波佐見は日本の長崎県中部に位置する町で、東彼杵郡に属し、長崎県内で唯一海に面していない自治体です。波佐見は陶磁器で有名で、町内には陶磁器関連の事業所が約400あり、約2000人が関連の仕事に従事しています。日本全国の一般家庭で使われる食器の約13%がここで生産されています。



 波佐見には400年以上の陶磁器の歴史があり、今でも多くの人々が伝統的な技術を守り続けています。地元の建物にも素朴な美しさが感じられます。



さらに、多くの有名ブランドも波佐見の陶磁器産業と協力関係を持っています。

波佐見の陶磁器といえば、最も代表的なのが高山陶磁器です。高山陶磁器は職人の技と先進的な近代工場を兼ね備えたことで知られています。


職人技と現代技術で知られる高山陶器の近代的な工場では、すべてのスタッフが明確に役割分担されており、それぞれの作業員が機械の数値を細かく管理している様子が見られました。陶器に描かれる模様もすべて異なる型が使われており、非常に精密で整った生産ラインとなっています。




高山の陶器工場を見学したあとは、私たち自身の手で見た目も美しく美味しいピザを作りました。


昼食に自作のピザを食べた後、少し休憩をとり、今日の見学最後のプログラムである手作り陶器作りを行いました。最初は茶碗を作ろうと思っていましたが、初めての挑戦で力加減がうまくできませんでした。

 陶磁器文化に興味があるなら、ぜひ一度体験しに来てください。長崎の波佐見町はいつでも皆さんの訪問を歓迎しています。



 

(レポート②)

 2日目の活動は体力が必要であり、私にとってこの3日間の中で最も思い出深い一日となりました。まずは全員で陶器にシールを貼る体験をしました。 

 私は家具に関連するデザインのシールを選びました。貼ってみると一見素朴で地味にも見えましたが、私はこのような装飾がとても気に入りました。


すぐに、私たちは地元のガイドの案内で文化交流館を見学しました。


 そうです、本物の恐竜の化石が目の前に展示されていました。かつて地球を支配していた恐竜たちが絶滅を迎えたという事実に、私たちは思わず驚嘆しました。

 地元の文化交流館を見学した後、私たちはガイドと共に、昔ながらの食品サンプル制作店を訪れました。店内には所狭しと並べられた食品サンプルがあり、思わずよだれが出そうになったほどで、それが本物の食べ物なのか、偽物なのか見分けがつかないほどリアルでした。

 こんなにたくさんのリアルな食品サンプルを見て、皆さんもきっと私と同じ気持ちになったのではないでしょうか(笑)。


 もちろん、見学するだけではなく、私たちは実際に手を動かして、ミニサイズのパフェの食品サンプル作りにも挑戦しました。「食べることが大好きな人にとって一番幸せなことは、自分で一番美しい料理を作ることだ」とよく言われますよね(もちろん、今回は食べられないんですけどね ┭┮﹏┭┮)。


 さてさて、みんなが作ったパフェには、それぞれの個性や工夫がたっぷり詰まっていました。

中でも私が一番気に入ったのは、スリランカ出身のクラスメートが作った、郷土の雰囲気あふれるフルーツパフェでした。


活動の後は昼食の時間でした。午前中の一連の体験でかなり体力を使ったので、昼食は肉と野菜のバランスが取れた内容で、失ったエネルギーをしっかり補ってくれました。

 

昼食後、私たちは少し休憩を取りました。そしてすぐに、今日最後の、そして私にとって最も忘れられない体験が始まりました。それは「川での宝探し」です。波佐見の川では、100年以上前の価値ある陶器の破片を見つけることができます。地元のガイドさんによると、昔は焼き損じた陶器を地面に埋めて処分していたそうですが、時が経つにつれて、それらの破片が山から川へと流れ着くことがあるのです。

 なぜこの活動が一番印象に残っているかというと、私たちが拾った陶器の破片を、地元の鑑定士の方がその場で鑑定してくださり、それがどの時代のものなのかを詳しく説明してくれたからです。参加者の中には、非常に古い時代の破片を見つけた人もいました。私もいくつか見つけましたが、帰り道で特別な破片を拾うことができ、とても嬉しかったです。

はい、その破片は馬にも見えますし、犬にも見えます。最後に陶器の破片を使ってペンダントを作るとき、私は迷わずそれを選びました。


 たとえどの時代のものかわからなくても、それは私にとって唯一無二のものであり、今日の活動の最後に得た最も大切な宝物です。



(レポート3)

 三日目の活動は二日目と比べると比較的ゆったりしていました。まず、私たちはガイドさんと一緒に波佐見の中尾山の上にある場所へ行き、白磁に色をつける体験をしました。ざっくり言うとそんな感じですが、前の二日間の活動に比べると、むしろ三日目の方が私にとっては難しかったです。

 なぜなら、白磁の猫に色を塗る際に何度も失敗してしまい、そのため後半の時間が足りず、作品をうまく仕上げることができなかったからです。正直、猫らしくない仕上がりになってしまいました。

 しかし、この活動の後に続いた彫刻の作業は、私にとってさらに難しいものでした。こういった細かい作業はやはり少し不器用なところがあるみたいで、正直なところ苦労しました(笑)。

 また、陶器に絵を描く活動の後は、自分でそばを作る体験がありました。私のような北方出身者にとっては比較的簡単な活動でしたが、残念ながら一緒にグループを組んだ男の子の方がこの工程により興味があったようで、実際に手を動かしたのは最後の麺を切る部分だけでした。


 でも、やっぱり自分で作った料理はいつだって一番美味しいですよね。


 昼食後、私たちは少し休憩を取り、最後の高山陶磁器工場での活動に備えました。そこで三日間の活動のまとめを行いました。私が最も印象に残った写真は、断頭された動物の陶器の破片の写真です。あれは私にとって非常に意味のあるものでした。

 この三日間で最も難しかったことは、今日の白磁の猫の彩色でした。筆の使い方があまりわからず、はみ出した色が少し気になりました。


 一番聞きたいことは、将来の職人の技術継承についての不安です。波佐見という数百年の歴史を持つ陶磁器の技術が、一部の人にしか受け継がれなければ、将来消えてしまうのではないかと心配しています。もちろん、この技術を継承する人もきっといると思いますが。


 波佐見での三日間の研修を通じて、多くのことを学び、陶磁器への興味も大いに高まりました。


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​レポート言語:        

中国語(簡体)

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