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EI THINZAR KO

波佐見ものづくり体験

波佐見町への2日間の研修旅行

 私は留学生として、2度目の波佐見町での2日間の研修に参加する機会を得ました。波佐見町は、日本の伝統的な陶磁器「波佐見焼」の発祥地であり、400年以上の歴史を持っています。そのため、波佐見焼の技法を自分の目で確かめ、実際に体験することができました。陶器作りの繊細さや、深い日本文化に触れる貴重な機会となりました。

また、波佐見焼は薄く清潔感のある白磁が特徴で、伝統的な技法を守りつつも、現代的なデザインと融合させた製品が多く作られており、日本全国で知られています。


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初日

まず最初に、日本の伝統的なそば作りを体験しました。小麦粉から自分で麺を作るという過程は、とてもワクワクしました。前回の授業で学んだ経験があったものの、友人たちの助けがあってうまくいったため、今回は少し不安もありました。しかし、講師の方が、水と粉の分量の調整や手で伸ばす方法など、段階ごとに丁寧に教えてくださったおかげで、そば作りの細かい技術を理解することができました。そのとき、日本伝統のそばの美味しさの秘密も実感できました。


昼食を済ませた後、波佐見町の陶磁器工場を訪問しました。工場では、最新の機械設備を使って陶磁器が製造されている様子を見ることができました。原料の準備、型入れ、焼成、装飾、彩色といった工程が順を追って行われ、完成品になるまでの全過程を間近で学ぶことができました。


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さらに、製品の品質検査や梱包・出荷までの工程も見学することができました。波佐見では最新の窯炉設備が導入されており、必要な温度や焼成時間を正確に管理することが可能になっています。


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 最後に、自分の好きな皿やカップを選び、絵付け体験のワークショップに参加しました。まだ何も描かれていない素焼きの器に、自分のデザインで自由に絵付けをすることができ、完成した作品が手元に届く日を心待ちにしています。

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二日目は、まず波佐見町の博物館を訪れました。


博物館では、Hasami町の歴史や陶磁器産業の歴史、地域の文化や学問、そして町全体の文化的背景が保存・展示されており、訪れる人々が学び、体験できるよう公開されています。


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 さらに、この博物館は研究者や観光客にとって重要な学びの場であり、Hasami町の伝統文化を次世代へ継承し、保護する上で重要な役割を果たしています。また、展示されている精巧な陶磁器の模型や歴史を時代ごとに紹介する資料も非常に興味深いものでした。


 博物館の見学後には、陶磁器制作の重要な工程である「成形」の作業を自ら体験し、作品が完成するまでの過程を学ぶことができました。


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 自分の好みに合わせてお皿やカップなどの形を選び、完成品が美しく仕上がるよう、自らの手で作業を進めることができました。


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 その後、日本の有名な工芸のひとつである食品サンプル制作の体験にも参加しました。Hasami町にあるこの食品サンプル工房は、観光客にとってとても興味深いスポットとなっており、実物そっくりに作る技術を細かく学ぶことができ、とても驚きました。自分自身でパフェのサンプルを作りながら体験することもできました。


 これで2日間のHasami町での学習旅行は終了となりました。歴史的な名所や伝統工芸、思い出に残る体験であふれたHasami町は、訪れる人々が自分自身の思い出を作ることができる町だと感じました。


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Report

​レポート言語:        

ミャンマー語

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