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Craft Kyushu | 九州在住の留学生が伝える、「ものづくり」現場のリアルな体験と感動をレポートでお届けします

SOLIS ALEXA MAE FLOR
ベップ竹CLUBで学んだ職人の技
――スタードーム制作を通して

英語、タガログ語
私は日本語の先生である渡辺先生に誘っていただいたことをきっかけに、ベップ竹CLUBの活動に参加しました。
最初は、日々の学業から少し離れて気分転換になるのではないかと考えていました。また、日本の職人の方々がどのように作業をしているのかにも興味があり、その過程を実際に見てみたいと思っていました。
私にとって、竹はまったくなじみのないものではありませんでした。
正式に竹細工を経験したことがあるわけではありません が、幼いころから祖父や母が竹を使って、家の周りの柵や椅子、はしごなどを作る様子を見て育ちました。そのため、今回制作する予定だった「スタードーム」という構造物にとても興味を持ち、活動を楽しみにしていました。
初日の材料となる竹の切り出しに参加できなかったことは少し残念でしたが、その後の二日間の活動は、疲れもありながら大変楽しいものでした。
竹のスタードーム作りの工程について、丁寧に紹介していただけたことがとてもよかったです。説明は細かく、かつ分かりやすい言葉で行われたため、私たちのような初心者でも理解しながら作業を進めることができました。また、完成後の形をイメージしやすいように、小さな模型も見せていただきました。


実際に材料を使って作業を始めてみると、頭の中で構造をイメージするだけでは不十分だということに気づきました。作業を完成させるためには、体力だけでなく、忍耐力や粘り強さも同じくらい重要でした。
特に竹は、しなやかで加工しやすい一方で、非常に丈夫な素材でもあります。竹を均等に切るためには、道具を扱う力だけでなく、正確さも必要でした。また、多くの作業は一人では難しく、複数人で協力しながら進める必要がありました。


2日目は場所を移動し、それに合わせて材料も運びました。作業を始める前に、全員が手順を覚えているか確認するため、準備の流れをもう一度振り返りました。
私たちの多くは前日の作業で体に痛みを感じており、さらに天候も厳しい状況でした。そのため、少し気持ちが沈むような場面もありましたが、最後まであきらめずに作業を続けました。
ドームを組み立てる際には、それぞれが自分の担当部分をしっかり支えることを信じながら、全員で協力して作業を進めました。そして、計画どおりにドームを立ち上げることができました。形が少しずつ現れ、最終的に完成したときの興奮と喜びは、今でもよく覚えています。


作業は本当に大変でした。しかし、大変だった理由は、材料が重かったことや、作業に体力が必要だったこと、寒い天候の中での活動だったことだけではありません。
完成したスタードームを見たとき、そしてみんなと一緒に作業をやり遂げたとき、私は大きな達成感を得ることができました。工芸品を作ることが簡単ではないということは、知識としては理解できます。しかし、実際に自分自身が一生懸命に参加したことで、その経験はより深い意味を持つものになりました。



この活動に参加したことで、自分の仕事に真剣に向き合う職人の方々に対して、より深い尊敬 の気持ちを持つようになりました。
実際に体を使って作業する大変さや、正確さ、そして根気強さが求められることを経験したことで、手作業によるものづくりの背景にある技術や努力を、ただ見ているだけでは分からない形で実感することができました。

